（趣 旨）
第１条 この規程は、金沢星稜大学（以下「本学」という。）学則第23条及び24条の規定に基づき、本学における教職課程の履修について、必要な事項を定めるものとする。
（履修登録手続）
第２条 本学において教育職員免許状の所要資格を得ようとする者は、登録期間内に履修登録をしなければならない。
２ 前項の履修登録は、「教職課程等ガイダンス」に出席し、適宜教職員からの履修指導に従って行わなければならない。
３ 教職課程を履修しようとする者は、教職課程履修届(様式1号)を所定の期日までに提出しなければならない。
４ 教職課程の履修を変更しようとする者は、教職課程履修変更届(様式2号)を提出しなければならない。
５ 教職課程の履修を取り消そうとする者は、教職課程履修取消届(様式3号)を提出しなければならない。
６ 所属学部に配当されていない科目を履修する場合は、他学部履修の手続きを教務課で行い、教職支援センター運営委員会の承認を経て行うこととする。
７ 他学部他学科からの特別支援教育関連科目を履修するには、必要な「教育の基礎的理解に関する科目等」の各単位を修得していなければならない。必要な単位数については別に定める。
（教育実習履修要件）
第３条 教育実習(「事前事後指導」を含む。)に参加するためには、次に掲げる要件を備えていなければならない。
（１）教師として人格・品位のあること。(出席、授業態度、懲戒処分等を考慮する)
（２）取得しようとしている免許に関する科目の必要な単位を原則全て修得していること。ただし、編入生については当該科目の2/3以上の修得とし、大学の派遣留学制度を利用した者についてはその都度協議すること。
（３）実習の前年度末の累計GPA値が原則２以上であること。
（４）「5分間プレゼンテーション試験」に合格していること。
（５）教育実習費用を所定期日までに収めていること。
２ 特別支援学校への教育実習履修要件については、幼稚園、小学校、中学校、高等学校のいずれかの「教育実習履修要件」を満たしており、「特別支援教育の基礎理論に関する科目」2単位、「特別支援教育領域に関する科目」6単位、「免許状に定められることとなる特別支援教育領域以外の領域に関する科目」8単位を修得していること。
３ 前項に掲げた教育実習履修要件を踏まえ、教職支援センター運営委員会が教育実習の参加を認可するものとする。
（単位修得の認定）
第４条 本学学則第12条及び第13条に基づき、教育上有益と認めるときは、学生が本学の定めるところにより、他の大学又は短期大学等において履修した授業科目について修得した単位を、当該学部教授会の議を経て本学における教職課程授業科目に認定し単位を与えることができる。
２ 本学学則第14条に基づき、教育上有益と認めるときは、新たに本学に入学した者が、本学に入学する前に大学又は短期大学等において履修した授業科目について修得した単位(科目等履修生として修得した単位を含む。)を、当該学部教授会の議を経て本学における教職課程授業科目に認定し単位を与えることができる。
（科目等履修生）
第５条 本学の科目等履修生規程に基づいて入学した者は、当該学部教授会の認可を経て、教職課程授業科目を履修することができる。
２ 科目等履修生が1年間に履修することのできる単位数は、40単位以内とする。
３ 教育実習に関しては、原則本学の卒業生のみ履修できることとする。
（教育職員免許状の申請手続き）
第６条 教育職員免許状は、次の全てに該当する学生からの申込により、教職支援センター運営委員会の議を経て、本学でとりまとめて石川県教育委員会へ一括申請する。ただし、第5条の認定を得ていない者、又は科目等履修生として申請資格のある者は、個人による申請となる。
（１）教職課程を履修登録していること。
（２）取得しようとしている免許に関する科目を修得できる見込みがあること。
（３）学士の学位を取得できる見込みのあること。
（４）法令で定める介護等体験をしたことを示す証明書を取得していること。（小学校教諭1種免許状及び中学校教諭1種免許状を取得する場合に限る。）
（規程の改廃）
第７条 この規程の改廃は、協議会の議を経て学長が行う。
（雑 則）
第８条 この規程に関する事務は、事務局が担当する。
付 則
この規程は、平成27年２月４日に制定し、平成27年４月１日より施行する。
付 則
この規程は、令和２年10月14日に教育実習参加要件等を一部改正し、令和３年４月１日から施行する。
付 則
この規程は、令和３年12月８日に教育職員免許法の改正に伴い語句の修正及び教育実習参加要件等を一部改正し、令和４年４月１日から施行する。